
2001年に広島で結成されたテクノポップアイドルユニット。メンバーは樫野有香(かしゆか) 、大本彩乃(のっち)、西脇綾香(あ~ちゃん)の3名。 2003年に活動拠点を東京に移してからは、プロデューサーにcapsuleの中田ヤスタカを迎え、インディーズレーベルで精力的に活動を開始。2005年にシングル「リニアモーターガール」でメジャーデビューを果たし、続いて「コンピューターシティ」「エレクトロ・ワールド」といったシングルを発表。近未来的な世界観を提示しつつ、2006年8月には初アルバムにしてベストアルバムとなる「Perfume~Complete Best~」をリリース。現在につながるPerfumeのイメージを決定づけるこれらの楽曲は、アイドルファンのみならず、耳の肥えた音楽ファンの間でも高い評価を獲得することとなる。 そして、2007年7月から1年間にわたってオンエアされた「NHK環境・リサイクルキャンペーン」テレビCMをきっかけのひとつとして、知る人ぞ知るユニットだったPerfumeは急速に人気を集め始める。彼女たちはその後に都市型ロックフェス「SUMMER SONIC 07」への出演を決め、CMソングだった「ポリリズム」は9月にシングルとしてオリコン週間チャート7位を記録。ライブ会場の規模もこのわずかな期間で飛躍的に拡大し、同年12月31日に開催された年越しカウントダウンライブの会場は、同年夏にワンマンを行った代官山UNITの約4.5倍のキャパシティを誇るZepp Tokyoが選ばれた。 また2008年1月に発表されたシングル「Baby cruising Love/マカロニ」は前作「ポリリズム」の2倍の初動売上を達成。新しいファンの間では入手難となった過去作品に対する需要も高まり、急遽用意されたインディーズ時代のシングルボックス「Fan Service~Prima Box~」や、ライブDVD「Fan Service~bitter~」も再発としては異例の大ヒットを記録することになった。さらに「セラミックガール」がテレビドラマ「スミレ 16歳!!」の主題歌に起用され、「シークレットシークレット」がエスキモー「pino」で初の企業CMタイアップを受けるなど、彼女たちを取り巻く勢いはますます加速。そしてPerfumeは4月に待望のアルバム「GAME」をリリースする。 結成から8年、メジャーデビューから2年半にして初のオリジナルアルバムとなった「GAME」で、Perfumeはついにオリコン週間チャート1位という快挙を達成。その後行われた初の全国ツアーは各会場とも即日ソールドアウトを記録する。さらなる前進を続ける彼女たちは2008年7月に「love the world」で初のシングル週間チャート1位、10月にはライブDVD「Perfume First Tour 『GAME』」でDVDチャートの1位を奪取し、アルバムとあわせて三冠を獲得した。 この人気を受けてPerfumeは徐々にテレビ番組にも活躍の場を拡大。ライブで培われた奔放なキャラクターやトークスキルが買われた彼女たちは、音楽番組のみならず4月から「HAPPY!」、10月から「Perfumeの気になる子ちゃん」といったバラエティ番組にレギュラー出演するようになり、それまでのサブカルチャー的な支持を超えて老若男女問わずお茶の間の注目を集めていく。 そしてPerfumeは、2008年11月6日・7日の2日間にわたり、ついに念願の日本武道館公演を実施。新曲「Dream Fighter」を始め、メジャーデビュー以降の楽曲を中心としたセットリストで、彼女たちの集大成ともいえる珠玉のパフォーマンスを披露した。その勢いのまま、年末には「輝く!日本レコード大賞」で「GAME」が優秀アルバム賞を獲得。大晦日には「ポリリズム」で「NHK紅白歌合戦」にも初出場を果たしている。 いまや国民的グループとして、とどまることを知らない3人の快進撃。アイドル性や洗練されたサウンドといった彼女たちの持つ魅力は、これからも私たちに新鮮な驚きを与えてくれることだろう。